”マスク” 着ける?着けない?
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クリニックでは二極化、鉄道・TDR等では自由に
2020年1月のコロナ日本上陸より、早いもので、3年が過ぎました。新元号「令和」の思い出は「感染症との闘い」との印象がまだ拭えないのではないでしょうか。厚労省からもようやくマスク着用の自由化の指針が出ましたが、各医療機関での対応は二分化しております。
「着けるクリニック」
厚労省、医師会指針に沿って、「医療機関では医療従事者も患者さんもマスク完全着用」
「着けないクリニック」
発熱対応や感染症対策の少ない美容皮膚科、診療内科、精神科、整形外科などでは、「受付スタッフはマスクはせず、患者さんにも強制させない」との方針も見受けられます。但し、咳やくしゃみ症状のある方は例外とのポスター張り出しも
以下「厚労省」より抜粋
令和5年3月13日以降のマスク着用の考え方について
<お知らせ> 令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります。
本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。
<着用が効果的な場面>
〇高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、下記の場面では、マスクの着用を推奨します。
・医療機関を受診する時
・高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時
・通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバス(*)に乗車する時 (当面の取扱)
(*)概ね全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除く。
そのほか、
○新型コロナウイルス感染症の流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。
<症状がある場合など>
症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった方、同居する家族に陽性となった方がいる方は、周囲の方に感染を広げないために、外出を控えてください。通院などでやむを得えず外出する時には、人混みは避け、マスクの着用をお願いします。
<医療機関や高齢者施設などの対応>
○高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。
※マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。
[留意事項]
○子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。
○なお、感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。ただし、そのような場合においても、子どものマスク着用については、健康面などへの影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に十分注意をお願いします。
新聞記事
脱マスク、鉄道・コンビニ・百貨店は「客に委ねる」…TDRは従業員も個人判断に
政府は13日から、新型コロナウイルスの感染対策として国民に呼びかけてきたマスク着用の目安を緩和し、原則として個人の判断に委ねる。5月8日に予定される新型コロナの「5類」移行に先行し、社会の正常化を図る。現在の目安では屋内では原則着用を推奨し、屋外は、近距離で会話する場合を除いて不要としている。13日以降は医療機関や高齢者施設を訪れる際や、混雑した電車やバス内のみ、引き続き着用を推奨する。これまで同様、着用の推奨に法的な拘束力はない。
厚労省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html
読売オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230311-OYT1T50039/