機材購入は「リース」と「一括」どっちがいいの?
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リースと一括購入の違いとは?
機材を手に入れる方法として、リースと一括購入があります。一括購入は、機材の価格を全額一度に支払い、機材を所有する方法です。一方、リースは、機材の使用権をある期間、定額で借りることができる方法です。リース料金を支払い続けることで、一定期間、機材を使用することができますが、所有権はリース会社が持っています。
一括購入のメリットは、機材の所有権が自分にあるため、好きな時に売却したり、使用する期間に制限がないことです。また、長期的に見た場合、リースよりも総支払額が安くなることが多いです。
一方、リースのメリットは、初期投資が少なく、手軽に機材を使用できることです。また、機材の更新やメンテナンスが容易に行える場合があります。さらに、機材の更新時に、新しい機材に乗り換えることができる場合があります。
総合的に判断すると、短期的な使用や更新頻度が高い機材についてはリース、長期的な使用や所有権を重視する機材については一括購入が適していると言えます。
リースのメリットとデメリット
【メリット】
◆初期投資が少なく手軽に商品を使用できる
リースは、一括購入に比べて初期費用が少なく、機材を手軽に利用できます。特に、高価な機材を一度に購入することが難しい場合や、資金繰りに制約がある場合には、リースが有利です。
◆機材の更新やメンテナンスが容易に行える
リース契約では、機材のメンテナンスが契約者ではなく、リース会社が行う場合があります。また、機材の更新時に、新しい機材への乗り換えハードルも下がります。
◆税務上のメリットがある
リース契約による支払いは、費用として計上できるため、税務上のメリットがあります。また、リース料金には消費税が含まれているため、一括購入に比べて税金の負担が軽減されることがあります。
【デメリット】
◆総支払額が高くなる
リース契約は、長期間にわたって支払いが続くため、総支払額が高くなることがあります。また、契約期間中に解約する場合には、違約金が発生することがあります。
◆所有権がない
リース契約では、機材の所有権はリース会社が持っているため、機材を売却することができません。また、契約期間中に商品を修理する場合には、リース会社の承認が必要となることがあります。
◆利用制限がある場合がある
リース契約によっては、機材の使用に制限が設けられている場合があります。たとえば、走行距離に制限があったり、機材の改造や改良を行えない場合があります。
以上が、リースのメリットとデメリットになります。リースを検討する場合には、クリニック経営状況やニーズに合わせてメリットとデメリットを考慮し、比較検討することが重要です。
一括購入のメリットとデメリット
まず、一括購入のメリットは、機材の所有権がこちらにあるため、好きなタイミングで売却したり、処分したりと、使用期間に制限がないことです。また、長期的に見た場合、リースよりも総支払額が安くなることが多いです。
一方、一括購入のデメリットは、初期投資が大きく、購入に必要な資金を準備しなければならないことです。特に高額な機材の場合、一括購入に必要な資金を調達することが難しい場合があります。
総合的に判断すると、機材の使用期間や更新頻度、資金調達の余裕などによって、一括購入かリースかを選択することが適していると言えます。また、リース契約を結ぶ場合には、契約内容や支払い総額をしっかりと把握することが重要です。
クリニックにおける購入方法を検討する機材の例
オンプレミス型電子カルテ
自動精算機
医療用画像診断装置(MRI、CT、X線装置等)
心電計、血圧計、体温計等の医療検査機器
ベッド、手術台、診察台等の医療家具
人工呼吸器、酸素発生器等の医療用具
パソコン、プリンター等のオフィス機器
これらの機器は、医療機関にとって必要不可欠なものであり、高額な買い物となるため、リース契約をすることで初期投資を抑えたり、更新やメンテナンスを行いながら、長期間にわたって使用することができます。リース契約によって、医療機関が最新の機器を導入したり、予算内で効率的な経営を行うことができるため、積極的に活用されています。
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