医師・看護師等の人材紹介手数料が10年で2倍に
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ニュースで、医療機関が人材紹介業者に支払う紹介手数料が増加し、病院やクリニック経営を圧迫しているという報道を目にしました。
記事によると、2024年度に医療機関が支払った人材紹介手数料は、医師で283億円、看護職で598億円、合計881億円に上ったとのことです。
紹介手数料は、採用者の理論年収、つまり賞与を含めた年収見込みの20〜30%程度が相場とされています。
看護師1名の採用でも、紹介手数料が100万円を超えることは、実態として珍しくありません。
もちろん、人材確保が難しい医療現場において、紹介会社の活用そのものを否定することはできません。
急な欠員、専門職の採用、採用活動に割ける時間の不足などを考えれば、紹介会社は現実的な選択肢の一つです。
一方で、採用コストの増加は、今後さらに大きな経営課題になると感じています。
これからのクリニック経営では、単に「人を採る」だけでは不十分です。
「人が辞めにくい職場をつくる」
「直接応募されやすい求人を整える」
「スタッフからの紹介が生まれる関係性をつくる」
「入職後に定着できる仕組みを整える」
こうした採用と定着を一体で考える視点が、ますます重要になります。