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”物価高騰”節約だけでは足りない?

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電気代、ガス代、日用品に止まらず、健康保険料、雇用保険料も軒並み上昇し、クリニック収益を圧迫し続けています。物価高騰に対する節約などの対策されておりますでしょうか。物価高騰の影響はクリニック経営のみならず、クリニックで働くスタッフの生活にも例外なく影響がでております。クリニック内の経費削減の見直しだけでなく、スタッフの皆さんについても配慮をする事を提案させて頂いております。スタッフの皆さんが、今後も安心して働き続けられる職場である為にも、待遇の見直しはとても重要となります。


クリニック内の節約について少し紹介させて頂きます。

管理会計より「固定費」と「変動費」から節約できるところ見直す方法が基本的となります。

固定費:地代家賃、従業員の、人件費、水道光熱費、通信費、各種保険料、広告宣伝費など

変動費:医薬品の仕入れや診療の為の材料費、職員の残業代の支給、臨時で発生する物品などの購入費など

 

物価高騰で注力すべき箇所は、電気代ガス代、燃料代などのインフラ関連の費用です。

これから、夏場では、エアコンをつける機会が多くなる為、使用時間を短縮するといっても、限界があります。工夫としては、扇風機を上手く活用する事と、見落としがちなのは、フィルターの手入れです。目詰まりした状態では、室内は冷え憎いだけでなく、冷やそうと頑張る為、電気代もかかります。フィルター清掃だけで劇的にエアコンの利き方が改善されますのでオススメです。家庭用のエアコンはもちろん、天井埋め込み式の「天カセ式」でも簡単にフィルター清掃が可能です。年末では恒例にされているクリニックが多い「大掃除」ですが、夏本番前にみんなでエアコンの掃除をするのも良いと思います。業者さんに依頼する部分と、皆さんで清掃される部分を上手く分けて行います。清掃委託費を制約しつつ、健康面や衛生面の保全にもなるので一石二鳥です。

プリンターのインクやトナーなどの高額な消耗品類は、互換製品かまとめ買いで大幅に節約が可能です。レセチェックは、全数印刷をして行わず、ペーパーレス化によるチェックが主流です。これにより用紙代、インク代、シュレッダー事務工数、ごみ代まで削減できる事になります。

 

株式会社ジムチョー®